予算や目的に応じて、メーカーと並べるモジュールの種類まで決まったとして、最後の工夫で発電量を最大化する方法があります。

太陽光発電では、何枚かのモジュールを1つの発電系統としてグループ化することが一般的です。電気の流れも1つの系統内でグループ化されます。同じ種類、枚数のールを付けるとしても、発電系統の取り方によって、トータル発電量が大きく変わる場合があります。その主な要因はパネルに差す影の影響です。

例えば横1列に6枚ずつ、4段にモジュールを組んで横長に4系統を設けた場合、影が図のように落ちるとすべての系統で電気の流れが遮断され、発電量が極端に落ちてしまいます。左側の影が差さないモジュールでは十分な発電ができるのに、横方向に1つに束ねられた系統の中を電気が流れにくくなり、同系統内のすべてのモジュールが影響を受けてしまうのです(影に強いソーラーフロンティアのモジュールは同条件でもロスが少ない)。
こんなケースでは、系統の組み替えを行うと結果が随分と違います。例えば一日の一定の時間に常に影が差す場所が決まっているなら、系統を組み替えます。この場合、A、Bの系統はまったく影の影響を受けず、通常どおりの発電を続 けることができるのです。 こうした工夫で、年間の発電量では旧%以上違ってくることもあります。設置をお願いしようとしている業者が、このような点も徹密に調べてきちんと管理・工事しているか、よく確認してみてください。

私が携わった例では、太陽光発電を既に導入していた住宅で、系統を変えることで発電量が大きく上がったこともあります。「聞いていた量に達しないばかりか、少ししか発電せずに困っている」という相談を受けて調べてみたところ、肝心の日中に影の影響で発電量が大きく落ちていました。影が差さないところは1つにまとめて系統を組み替えたところ、大きく発電量が上がったというわけです。

このように、影の影響を受けるような条件では、モジュールはただ並べればいいというわけではありません。自宅に影が差すのかを事前によく確認して、コンサルタントや設置業者によく聞いてみてください。
太陽光発電のデメリット

関連部品については交換が必要

メーター(売電・買電用の電力三一塁計)です。メーターは、計量法によって種類ごとに、旧年などの一定期間での交換が決められています。
費用負担は電力会社で対応が異なります。例えば東京電力の場合、メーターは東 電力のものであるため、交換の費用も東京電力が負担します(テナントビルやマンションで、オーナーと入居者の間で電気料金の配分に用いている子メーターはオーナー持ち)。しかし沖縄電力では個人持ちになります。

このように電力会社によって、個人持ち、会社持ちが異なってくるため、居住地域によっては、一定年数ごとにメーターを自己負担で交換する必要が出てきます。